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歴史

 

田辺城   田辺籠城と古今伝授
 戦国時代末期の天正8年(1580年)、丹後の国は細川藤孝(幽斎)、忠興親子の領国となります。細川氏は、現在の伊佐津川と高野川に囲まれた平野部に田辺城を築きました。これ以後、田辺城は細川・京極・牧野氏の居城として約290年間、領内統治の中心的存在でした。明治6年田辺城は廃城とされ、本丸付近は現在「舞鶴公園」と呼ばれ桜の名所としても有名です。また「舞鶴」の地名は田辺城の別称「舞鶴城」に由来しています。
   関ヶ原合戦の前哨戦として、石田三成方1万5千人の軍勢が幽斎を攻めました。このとき幽斎はわずか500人程度で、田辺城に籠城します。しかし、幽斎は「古今和歌集」の秘事口伝の伝承者(古今伝授)であったため、古今伝授の廃絶を憂慮した後陽成天皇の勅命で包囲が解かれたのは有名な話です。舞鶴公園には、幽斎が田辺籠城のとき、古今伝授の奥義を伝えたといわれる心種園があります。

いにしへも 今もかはらぬ世の中に こころの種を残す言の葉
(細川幽斎が田辺籠城の際によんだ歌)
田辺城
▲田辺城城門
  田辺籠城図
▲田辺籠城図(大泉寺所蔵)
細川幽斎像
▲細川幽斎像(天授庵所蔵)
       

田辺城資料館

 

吉田のしだれ桜(瑠璃寺)

 平成4年に城門が完成。展示室では、細川幽斎を中心とした歴代城主や、城下町・田辺の歴史を紹介しています。また、彰古館では、「糸井文庫」の錦絵資料を展示しています。
田辺城資料館(TEL.0773-76-7211)
・入館料:無料
・開館時間:9:00〜17:00
・休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合はその翌々日)、祝日の翌日12月29日から1月3日
   しだれ桜で有名な瑠璃寺。細川幽斎ゆかりの桜といわれ市の天然記念物に指定されています。古木と若木が織りなす景観はさながら桜の滝のようで、満開の頃には、ライトアップが行われます。
田辺城資料館   吉田のしだれ桜(瑠璃寺)
▲田辺城資料館   ▲吉田のしだれ桜(瑠璃寺)

 

円隆寺

 

 

桂林寺

 西地区の愛宕山のふもとには、多くの神社仏閣が並んでいます。その中でも、円隆寺は、奈良時代に行基が開き、平安時代、皇慶上人が中興したといわれ、平安時代の丈六仏のほか、数多くの文化財を収蔵しています。
<文化財の見学は要予約>(TEL.0773-75-1193)
   室町時代に竺翁雄仙(ちくおうゆうせん)によって創建されたと伝えられています。鎌倉時代後期の石灯籠は国の旧重要美術品。(TEL.0773-75-0168)
円隆寺   桂林寺
▲円隆寺   ▲桂林寺

 

松尾寺

 

 

金剛院

 青葉山の中腹にある松尾寺は、西国霊場の第29番札所で、馬頭観音を本尊としています。その歴史とともに、境内の美しさ、収蔵する文化財の多さ、そして、江戸時代から伝わる珍しい宗教行事「仏舞」の行われる寺としても有名です。仏舞は、「大日如来」「釈迦如来」「阿弥陀如来」三像の面をつけ、越天楽の譜に合わせて優雅に、舞うもので、府の無形文化財にも指定され毎年5月8日に奉納されます。(TEL.0773-62-2900)    若葉、青葉につつまれた春、木陰をわたる涼風が心地よい夏、そして圧巻は、もえるような紅葉につつまれる秋と純白の雪に飾られた冬の金剛院です。三重の塔、本堂などが鹿原公園の周囲の景観と溶けあい、訪れる人たちの心を引きつけます。
 金剛院は高岳親王によって平安時代初頭に開かれ、白河天皇が中興したと伝えられており、重要文化財の三重の塔をはじめ多くの文化財を収蔵しています。中でも、深沙大将立像は鎌倉時代の名仏師快慶の代表的な名品です。関西花の寺3番札所。<宝物殿の拝観は事前にお申し込みください>(TEL.0773-62-1180)
   金剛院のホームページ
松尾寺
▲松尾寺
仏舞
▲仏舞
金剛院
▲金剛院
深沙大将立像
▲深沙大将立像
         

多禰寺

多禰寺  

わが国最古・最大級の丸木舟

わが国最古・最大級の丸木舟
 大浦半島にある西国薬師霊場30番札所の多禰寺は、遠く飛鳥時代に起源をもつ由緒ある寺です。創建は用命天皇の第三皇子で聖徳太子の異母弟麻呂子親王が「薬師瑠璃光如来」を歓請し、安置したことに始まると伝えられています。<宝物殿の拝観は事前にお申し込み下さい。>(TEL.0773-68-0026    舞鶴湾口近くの浦入遺跡から出土した丸木舟は、約5300年前のわが国最古・最大級とされています。
▲多禰寺
 
▲わが国最古・最大級の丸木舟
   
 

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