舞鶴茶のはじまり
舞鶴西部に流れる一級河川 由良川流域の気候が、日本三大茶の産地の一つ宇治川流域に類似しており、土壌も宇治川沿岸の砂質土壌であったため、昭和11年に京都府の指導茶園の一つとして由良川沿いに位置する八田地区で1ヘクタールの茶園が造成されました。これが現在の舞鶴茶の基礎となりました。戦中は一時衰退したものの、戦後には養蚕業に代わる産業として再び注目され昭和24年頃から加佐地区で茶園が造成されるようになりました。その後製茶工場も建設され茶業が大きく発展を遂げました。
舞鶴茶の現在
舞鶴茶は由良川沿いに広がる茶園を中心に栽培されており、砂質の土壌と豊かな自然環境のもとで育ちます。そのほとんどは新芽が芽吹きだした頃、寒冷紗(かんれいしゃ)という黒い大きな幕で茶園を覆い、数日間日光を遮り育てます。日光を遮り育てられたお茶は渋みが少なくまろやかな旨味が豊富で、抹茶の原料となる碾茶や高級茶である玉露として出荷されます。新芽を刈り終えると、番茶が刈られます。舞鶴の番茶は幕下茶のまろやかな甘味と、日光をいっぱい浴びて育った煎茶下のキリっとした爽やかな味の両方の良さが味わえます。
舞鶴茶を皆様の元へ
生産者の安心安全良質なお茶を届けたい想いは知恵と努力となり、1年間を通してお茶の成長を見守ります。良好な品質の証に、全国茶品評会では5年連続かぶせ茶の部 産地賞で第1位に輝きました。安心して消費いただけるよう徹底した品質管理と、茶葉本来の品質を落とさないよう考案された加工技術により色鮮やかで香り豊かな舞鶴茶は市内外へと出荷されて行きます。
舞鶴茶をぜひ一度味わってみてください。
舞鶴茶が買える主なお店
名称 | 場所 | 電話番号 | 営業時間 |
舞鶴市南田辺 (JA舞鶴西支店隣) |
0773-75-9330 | 9:00-16:30 | |
舞鶴市溝尻150-11 まなびあむ1F |
0773-65-3131 | 9:00-16:30 | |
舞鶴市字伊佐津213-8 (西舞鶴駅構内1階) |
0773-75-8600 | 9:00-17:30 | |
赤れんがショップ |
舞鶴市字北吸1039-2 (赤れんがパーク3号棟) |
0773-66-1035 | 9:00-17:00 |
WEB SHOP 舞鶴チョキまる便 |
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